気 ままに自然観察 ー冬芽と葉痕ー 

(2012.10.8更新)

<トチノキ科>

(トチノキ属)


トチノキ

・落葉高木
・葉は対生、掌状複葉
・鱗芽
 樹脂に被われてべたつきます。
 頂芽は大きく、長さ1〜4ミリ、側芽は小さい。
 芽鱗は、暗赤褐色〜帯紫褐色、葉柄基部起源で、8〜14枚が見える。芽鱗痕は環状。

・葉痕は腎形、三角形〜心形で大きい。
 維管束痕は5〜9個でV字に並ぶ。


2005.2.17 千葉県浦安市

2005.2.17 千葉県浦安市

2004.3.25 葛西臨海公園

2004.3.25 葛西臨海公園




セイヨウトチノキ

・落葉高木
・葉は対生、掌状複葉

・鱗芽
 トチノキの冬芽ほどではありませんが、ベタ つきます。


・ギリシャ北部〜小アジア原産


2003.12.13 日比谷公園

2009.1.12 日比谷公園

2009.1.12 日比谷公園

2009.1.12 日比谷公園



ベニバナトチノキ

セイヨウトチノキとアカバナトチノキの交雑種と考えられています。

・落葉高木
・葉は対生、掌状複葉
・鱗芽
 芽鱗は少しベタつくかなという感じです。


2007.1.11 千葉県浦安市

2003.2.13 水元公園

2007.3.7 千葉県浦安市


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