ヒバリ

　浦安市の埋め立て地も開発が進み、未利用地は少なくなりましたが、高洲海 浜公園の周辺には、まだアシやチガヤが茂っている 未利用地が少し残っています。先日、行ってみたら、何羽かセッカが飛びまわっていました。しばらく待っているとそのうちの一羽が地面に舞い降りてきまし た。運のいいことに、工事車両用に置かれている鉄板の上に降り立ってしばらく辺りの様子をうかがっていました。チャンスと急いでカメラを構えてシャターを 押したら、何が写っているかわかる程度には撮れていました。v(^^) 

　口に虫を加えたセッカヒバリは、用心しながら足早に近くの草むら に姿を消しました。きっと近くに巣があるのでしょう。未利用地の開発が進むと、彼らの巣作りの場所が失われてしまいます。以前はウルサイぐらいにあちこち で鳴いていたオオヨシキリも、鳴き声が聴けたのは２羽だけでした。

　未利用地といっても用途が決まっているようですが、なんとか彼らが生きていけるよう少しでも芦原が残 る方策はないものでしょうか。

　 ※訂正：セッカだと思っていた上の鳥は、ヒバリの間違いでした。下の写真は、同日、同場所で撮ったセッカの 写真です。改めて見比べてみたら、目の周りも、胸も、全然違っていました・・・。（2010.7.8　記）