気ままに自然観察 ー 表紙写真集

沖ノ島のテーブル状サンゴ

テーブル状サンゴ（エンタクミドリイシ？）　2024.8　千葉県沖ノ島
（サンゴの周りには小さな稚魚たちが寄り付いていました。）

先日、館山市の沖ノ島に久しぶりに行ってきました。島の奥まで行ったのは、ほんとに久しぶ りした。ちょうど潮が引いていたので、シュノーケリングで、ちょっと沖合までいってみたところ、なんとテーブル状のサンゴに出会いました。 　以前からキクメイシサンゴの仲間などは見ていましたが、テーブル状のサンゴを見かけたのははじめてで、驚きました。 　どういうサンゴかなとネットで調べて見たら、国立環境研究所が作成された「日本の有藻性イシサンゴ類〜種子島編〜」というサンゴの調査データをまとめた ガイドブック（図鑑）があり、173種について特徴を示す写真や記述、国内での分布が書かれていました。見てみると分布に千葉県館山とあるものが18種あ りました。その中にエンタクミドリイシという写真を見る限りそっくりなサンゴがありました。 　また、他に、館山の海で、最近、エンタクミドリイシが増えているというネットの記事もありましたので、きっとエンタクミドリイシだろうと思っています。 　これから、どのようになっていくのか興味がありますが、この変化が温暖化による海水温の上昇によるものだとしたら、その変化の速さが心配になります。

（こんな感じで、けっこう見かけました。）


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