気ままに自然観察 ー 表紙写真集


チビミズムシの一種


＜　２００６．１１．１２　と１２．４　葛西臨海公園　＞

海で虫が泳いでいました！ 護岸の上のごく浅い潮溜まり（？）にいました。最初、水の中をたくさんの２ミリほどの黒い小さな点がピピッピピッと動いていたので、ミ ジンコの仲間のようなものじゃないかと思い、なんだろうと海水を袋に入れてもって帰りました。ルーペで見たら、ミジンコの仲間ではなく虫でした（写真上 段）。海水に虫！　ビックリでした。ゲンゴロウの仲間かな〜と思って調べてみましたが、全然わかりませんでした。気になって、3週間ほど経ってから、寒く なったからもういないだろうなと思いつつ、もう一度見に行ったら、なんとまだいました。3ミリ程に大きくなっていました。数匹もって帰ってみてみたら、な んと半透明だった羽が黒くなりしっかりした体つきになっていました（写真下段）。ということは不完全変態ということで、ゲンゴロウの仲間ではないというこ とは、わかりました。

お尋ねしたり、ネットで調べたりして、どうもカメムシ目ミズムシ科のチビミズムシ一種だとわかりました。

持ち帰った海水と一緒にガラスびんにいれておいたら、もう一ヶ月たちましたが、まだ元気に生きています。植物プランクトンなどを食べる ということなので、お天気がいいときは、びんごと日に当てています。時々、ジジッジジジッと大きな声（？）で鳴いています。


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