気ままに自然観察 ー 表紙写真集

チビミズムシの一種の幼生

　　　2015.12.1　　

とても小さいです。成虫でも３ミリほどです。目を凝らして見ると、ビオトープの水辺の浅いところで、ちょこまかと泳いでいます。幼生の体の模様は、陸生 のカメムシの幼生の模様と雰囲気が似ています。 　足には毛がたくさん生えていて、足の幅を広くして水をかくのに役立っているようです。耳をすますと時々ジージージッジッという鳴き声が聞こえます。 　成虫のオスがメスに求愛する時に鳴くそうです。体が小さい割に、大きな声です。 　２００６年１２月にも、チミミズムシの仲間を紹介しました。 （http://midori.eco.coocan.jp/kimama/img/img-dai/tibimizumusi.htm） この時は、海辺の海水が混じった潮溜まり的なところにいたものです。 今回は、淡水にいたものです。見た感じはそっくりだし、鳴き声も同じように聞こえます。同じ種かなあと思いますが、よく似た仲間が数種類いて、見分けるポ イントがわかりません。

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