気 ままに自然観察 ー 実体顕微鏡写真集　

チビミズムシの幼虫

チビミズムシの仲間の幼虫  (2015.11)　

池の水辺にいるチビミズムシの仲間を実体顕微鏡で見てみました。成虫 だけでなく、一回り小さい幼虫もいました。成虫は黒っぽく写ってしまいますが、幼虫のほうは、体が透けているので、きれいに撮れました。体の模様は、なる ほど、カメムシの仲間だなあという感じです。陸生のカメムシの仲間の幼虫に似たような模様が入っているのがいたような気がします。 　下の画像は、体長が約３ミリの成虫の画像ですが、残念ながら死んだものです。ネットで調べてみると、チビミズムシ、クロチビミズムシ、ハイイイロチビミ ズムシのどれかのようですが、よく似ているので、外見では区別できないようです。 　お腹の方をみると、足の形がおもしろいです。前脚は短くて口の近くにあります。まるで手のように使っているみたいです。中脚と後脚は、オールのようで す。 　よくジッジージーと鳴いています。体の大きさに比べてずいぶん大きな声です。護岸の潮溜まりのようなところにいるものと鳴き声が同じように聞こえます。 同じ種類なのでしょうか。

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