ハクチョウゲ（白丁花）

　ハクチョウゲの花の写真を撮っていて、あれっなんか違うなと感じて、 よく見たら、花に、花柱が長く雄しべは短かくて目立たないものと花柱は短くて雄しべ が長く目立つものとがあることに気がつきました。それぞれ株毎にどちらかのタイプの花がついていました。
調べてみたら、長花柱花と短花柱花の２タイプあることがわかりました。
　１枚目の写真の花は、雌しべが長く突き出ていて、雄しべがほとんど見当たりません。長花柱花というより、雌花という感じでした。
　２枚目と３枚目の写真の花は、同じ株の花で、逆に雌しべは痕跡程度で、雄しべが目立っていました。こちらは、雄花という感じです。花冠は５裂するのが普 通 ですが、この株には、６裂しているものもあり、雄しべも６本になっていました。