カジノキ（梶の木）

・互生

・雌雄別株

・花期は５〜６月

・花序は新しい枝の葉腋に、一つずつつきます。

・たくさんついている糸状のものは、花柱です。花柱は、１つの花に１個あります。

・１つの花序の花柱の数は、ヒメコウゾやコウゾより多いです。

・大きさは、球状の芯部分が直径１ｃｍ程です。花柱の長さが７，８mmほどあるので、花柱をいれると直径が２．５cmくらいになり、ヒ メコウゾやコウゾよりかなり大きいです。

（雄花序は、直径１ｃｍ位で、長さは３〜９ｃｍと長いです。）

・果実は集合果（偽果）です。直径２〜３ｃｍの球形になります。甘みがあり食べられます。

・果期は、夏から秋にかけてです。

・肥大、液質化した花被片に埋もれて種子のように見えているものが、本当の果実（痩果）です。

・葉痕はゆがんだ円形で、逆おむすび形です。維管束痕は多数です。

←枝に毛がたくさん残っていました。

・赤っぽい三角形のほうは托葉です。

・最初は、葉の表面にも毛がたくさんついています。