気 ままに自然観察 ー草の花 マイ図鑑ー 

(2009.4)

オニタビラコ(鬼田平子)

< キク科 オニタビラコ属 Youngia japonica >


2001.4.17 静岡市
 腰の高さを超える高さで、茎の先にはこれでもかといわんばかりに、 みっちりとたくさんのつぼみをつけている大きなものから、草丈5cmほど、花も数輪しかつけていなくて、これほんとうにオニタビラコかなと思ってしまうも のまで、さまざまな姿をみせてくれます。

・1年草(越年タイプだけでなく当年タイプではないかと思うものもみかけます)
・頭花は、20個前後の舌状花が集まってできています。
・花期は主に5〜10月頃ですが、陽だまりの暖かいところでは、冬でも小さな
株に花をつけているものを見かけます。 
・果実は痩果で冠毛がついています。 


2001.1.17 静岡市



冠毛のある痩果 2001.5.10

似ているヤブタビラコやコオニタビラコの痩果には冠毛がありません。


切れこみが多い葉のロゼット 2001.3.23


切れ込みが少ない葉のロゼット 2001.3.23

ロゼットの葉は、最初に出てくるものは切れ込みが少なく、後からでてくる ものもど切れ込みが深くなるようです。

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