モチノキ（黐の木）

花は小さいですが、かたまって咲いているので、けっこう目立っていました。

・常緑高木　、葉は互生
・雌雄別株
・花は、花弁４、萼片４、雄しべ４

雄花　2006.3.30　　東京都　夢の島公園

雄花の真ん中には、退化した雌しべがあります。その周囲には蜜が溜まっていました。

雌花　2004.4.3

　一つの花序に付く雌花の数は、雄花より少ないです。
　雌花は、真ん中に丸い子房がどんとあって、目立ちます。花柱はほとんどなくて、子房の上部がほとんど柱頭で占められているという感じです。よくみると４ つにわかれています。この柱頭なら花粉を受けやすいだろうなと思いますが、ほこりも付きやすい？
　退化して花粉を出さない雄しべが、ついています。

↑10月中旬でしたが、子房は大きく赤くなってきていました。
　　果実のてっぺんには、４つに分かれた花柱の痕がしっかり残っていました。

・果実は核果で、大きさは直径が約１ｃｍほど。
・中には核が４個、核の中には種子が１個入っています。

2008.10.16

2007.2.12

冬芽は小さい。

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蕾　2004.3.14

2007.3.13