ボダイジュ (菩提樹)

2004.6.5　東京都　日比谷公園

2004.3.30 　新宿御苑

・葉は互生につきます。

・花は両性花

・花期は６月、淡黄色の花が１０〜２０個ほどついた花序をぶらさげます。

・花序には、へら形の総苞葉が1個ついていて、その３分の１くらいまで、花序の軸がくっついています（シナノキ属の特徴）。

・萼片、花弁は５個、雄しべ多数、雌しべは１個で、白い円柱状の花柱と丸い子房が目立ちます。

・萼片は厚みがあり、内側には毛があります。

・花弁の内側には、花弁より少し細い花弁状の仮雄しべがそれぞれ１枚ずつあるので、花弁が１０枚あるようにみえます。花はいい香りがし ます。

2005.4.23　浦安市

・葉はハート形で大き目の鋸歯があります。葉の裏側は星状毛が密生していて白っぽくみえます。
・お釈迦様とゆかりのあるボダイジュは、このボダイジュではなく、クワ科のインドボダイジュだそうです。↓

(インドボダイジュ2003.6.17夢の島熱帯植物館）

2003.12.2　東京都日比谷公園

・表面には短い星状毛が生えています。

・葉が落ちた後も、総苞葉と果実が残るので、目だちます。

・一つの花序に花は１０〜２０個ほど付いていたのに、果実は数個しかありません。結実するものが少ないのか、未熟な段階で落下してしま うのか・・・？

外側は大小２枚の芽輪で包まれています。

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