ホウネンタワラチビアメバチの繭

2005.11.16 千葉県浦安市

観察会で、参加してくださった方が、みつけてくださいました。調べて も何かわからず、いろいろお尋ねして、最後 に、「みんなでつ くる日本産蛾類図鑑の掲示板」で教えていただきました（ありがとうございました。 　ホウネンタワラチビアメバチは、イネ科を食害するフタオビコヤガ, イチモンジセセリ, シロイチモジヨトウの幼虫に卵を産み付ける寄生蜂だそうです。この繭がたくさんみつかれば、それだけイチモンジセセリなどが減って豊年になるだろう・・・ ということでつけられた名前とのことです。ほんとにいろいろな生き物がいるのだなと感心しました。 　それにしても、この模様はなんのために、そしてどうやってつくるのでしょうか。

２００７．１．１１　千葉県浦安市

2005年11月の観察会で見て以来2年ぶりに見かけました。ホウネンタワラチビア メバチは、イネ科を食害するフタオビコヤガ, イチモンジセセリ, シロイチモジヨトウの幼虫に卵を産み付けるということなので、公園のビオトープの近くなら、きっとあるのではと探していたのですが、なかなかみつかりませ んでした。 ところがお茶の樹の葉裏に、なにやら白黒のものが・・・・。！　ホウネンタワチビアメバチの繭でした。糸でぶら下がっているものと ばかり思っていましたが、中にはこういうのもあるそうです。犠牲者の遺骸はみつかりませんでした。

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